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  溶連菌感染症

溶連菌感染症について

溶連菌って?
溶連菌A群溶血性レンサ球菌(group A hemolytic streptococci:GAS)感染症を、省略して溶連菌感染症といいます。
飛沫(唾液など)経路で感染し、のどに感染した場合、咽頭痛、発熱(高熱や微熱の持続)、全身倦怠感、頸部リンパ節腫脹、発疹、いちご舌などが症状として現れます。特に咽頭痛は70~80%で認められます。咳嗽を認めることは少ないとされています。
他にも、猩紅熱、膿痂疹(とびひ)、丹毒・蜂巣炎(皮膚の感染症)などの原因になります。咽頭炎は6~12歳が多く3歳未満に少なく、とびひは6歳以下に多いです。潜伏期間は1~5日程度です。
どうやって診断するの?
診断には臨床症状、のどの所見、流行状況が重要となります。咽頭(のど)所見は扁桃腺の腫大、膿の付着、咽頭発赤,軟口蓋に発赤や出血斑を認めることもあります。
検査は迅速診断キット、咽頭培養、血液検査などを用いて行います。検査前に抗菌薬を内服していると、菌が検出されないことが多いので注意が必要です。
大事なこととして、健康な人でも3割程度、のどに溶連菌を保菌しているという報告がありますが、感染性はないとされているため、症状・所見がない場合は除菌が必要ない場合があります。
治療はどうするの?
第1選択薬(選ぶべき治療)はペニシリン系抗菌薬で、セフェム系抗菌薬が用いられることもあります。
細菌の中でも、溶連菌は薬剤耐性が非常に少なく、効果がある抗菌薬を投与すれば24時間以内に解熱し感染力はなくなります。
ただし、重要なこととして、続発症の予防のために菌を完全に除菌する目的で、10日間続けて内服を行うことが重要になります。
尿検査って必要なの?
続発症である急性糸球体腎炎の予防が、溶連菌感染罹患後には重要になります。
急性糸球体腎炎とは、溶連菌感染後に腎臓に影響が出ることで、尿の色が赤くなる、全身にむくみが出る、おしっこが出なくなるといった症状が認められることがあります。
そういった症状が出た場合には、必ずすぐに小児科に受診するようにしましょう。
ただし、急性糸球体腎炎の起こる頻度は感染が10万回起きた時に4回程度とされており、ルーチンで尿検査を行う必要はありません。
ご不明な点等ございましたら、直接・お電話でお気軽にお問い合わせください。