いつも当クリニックの診療にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
このたび、当クリニックでは 2025年10月より、新たにインフルエンザ経鼻ワクチン「フルミスト」の接種を開始いたします。
「フルミスト」とはどのようなワクチンなのか、接種の対象やメリット・デメリット、注意点などについてご説明いたします。お子さまの予防接種の選択肢のひとつとしてご検討いただければ幸いです。
グランベリーパーク内の毎日診療の小児科
いつも当クリニックの診療にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
このたび、当クリニックでは 2025年10月より、新たにインフルエンザ経鼻ワクチン「フルミスト」の接種を開始いたします。
「フルミスト」とはどのようなワクチンなのか、接種の対象やメリット・デメリット、注意点などについてご説明いたします。お子さまの予防接種の選択肢のひとつとしてご検討いただければ幸いです。
「フルミスト」は、インフルエンザの予防を目的とした生ワクチンです。
従来の注射によるインフルエンザワクチンとは異なり、鼻の中に噴霧(経鼻投与)することで接種します。
欧米諸国(特にアメリカ)では長年使用されており、安全性・有効性ともに多くのデータが蓄積されています。
日本国内でも2023年に承認され、2024年から医療機関で導入が進んでいます。
今回、当クリニックでも、注射が苦手なお子さまや、痛みに敏感な方への選択肢を広げることを目的に導入を決定いたしました。
・注射ではなく「鼻から投与」するワクチン
痛みがなく、注射が苦手なお子さまでもスムーズに接種できます。
・ウイルスの自然な感染経路(鼻粘膜)に近い形で免疫を獲得
鼻や喉などの粘膜に強い免疫がつきやすく、感染予防効果が期待できます。
フルミストは下記の条件に当てはまる方に接種可能です。
以下の方はフルミストの接種ができません。
該当する可能性がある場合は必ず事前にご相談ください。
注射ワクチンと同様、副反応が起こることがあります。主な症状は以下の通りです。
多くは軽度で自然に改善しますが、まれに喘息症状の悪化や発熱が強く出ることもあります。接種後に気になる症状があれば、速やかに当院へご連絡ください。
フルミストは、専用のスプレー器具を用いて左右の鼻に噴霧して投与します。1回あたり数秒で終了し、痛みもありません。
1回接種(年齢によって2回接種などはありません)
1回あたり:税込8,000円
※フルミストは自費診療のみの扱いとなります。保険は適用されません。
フルミスト | 注射型インフルエンザワクチン | |
接種方法 | 経鼻投与 | 皮下接種 |
痛み | なし | あり |
対象年齢 | 2歳~18歳 | 生後6か月以上 |
接種回数 | 1回 | 13歳未満は2回 |
年齢や既往歴などを踏まえて、接種方法をご選択ください。
フルミスト接種はWebにて完全予約制となります。
予約スケジュールや在庫状況については、お知らせよりご確認ください。
インフルエンザの流行は例年10月以降から始まり、1月~2月にピークを迎えます。
お子さん自身、ご家族が安心して冬を過ごせるよう、フルミストもしくは注射型インフルエンザワクチンいずれかのご検討をおすすめいたします。
ご不明点やご質問がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。